その日は突然やってきました。
2018年1月28日、チーム発足から3ヶ月、ジュニアチーム初めての試合です。
新羽タイガースさんが練習試合をするためにやって来てくれました。
この日は正キャッチャー、正ファースト、正ショートの4年(試合時点で、以下同じ)3人が選抜チームで抜けて、正センター3年がお休みという、
4年3人、3年1人、2年4人、1年1人のぎりぎり9人での厳しい戦いです。
勝ち負けよりも、まともな試合ができるかどうかが不安でした。
この日の目標は試合のやり方を覚えることを目標としました。
これまで上級生の試合を見て来たはずだし、前日に試合想定の練習もしました。
でも、自分たちで試合をやるのは初めてです。
ぐだぐだでもいいからここから覚えていけばいい、との気持ちでした。
(もちろん勝つことが目標と伝えています。)
ジュニアチームの方針は、キャプテンが全てをまとめ、自分たちで考えて動くこと。
試合前の準備、アップもキャプテンが指示して自分たちで考えてやることを期待します。
試合中もキャプテン、キャッチャーがポジションを指示して動けるようになってほしい。
監督からの指示はキャプテンにしか出さない。
徹底してキャプテンにまかせることをこころがけます。
特に今日、試合当日は。
試合のポジション、打順もキャプテン、副キャプテンと相談して決めます。
そして、キャプテン指示のもと、副キャプテンから発表してもらいます。
自分で決めたという自覚と責任を持たせるため。
本当は、相談した振りをして誘導するんですけど。
そんな中、いざ試合。
試合前の心配は全て杞憂でした。
ぐだぐだどころか、集合から整列、円陣といつもとかわらない試合になってるではないですか。
そして驚いたのが急遽キャッチャーを任せた3年(後の#5)。
声も出して普通に試合を締めてくれています。
見てないようで見てたんですね、先輩の試合。
ピッチャー(後の#1)の四球を出さない安定したピッチングも、試合をだらけさせずに進められた要因でした。
キャプテンと副キャプテンがうまくまとめて、初戦を終えることができました。
そして全員が考えて動いてくれました。
試合後の反省会で、2年生(後の#13)が「キャプテンが一番頑張っていた」といってくれた。
取り敢えずは、いままでやって来たことは間違ってはなかったと一安心。
試合はと言うと3-16の惨敗。
そんなん打つなんて聞いてないですよ新羽さん。
我らピッチャーの綺麗に入るストライクをどんどん打って来ます。
まだ練習のようには動けないですね。
まずは基礎練習からしっかりとやっていかないといけない、勝つのは難しいと実感したまでであります。
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